モーションウィジェット

  • モーションウィジェット

« 終極一班4 | トップページ | マーフィーの愛の法則:アジドラ放送決定 »

2016年7月 3日 (日)

「17歳」第12話

「17歳」第12話。

時間的に余裕がなくなった王部長は直接アリスへの接触を試みることに。

会社から彼女を連れ出し、アリスが住んでいた部屋へ。
そしてデータを隠した場所を思い出すように迫る。

慌てて駆け付けた皓一のおかげでなんとか守られたが、こうなった以上データを彼より先に見つけなければ、と彼女を促し家の中を探すことにする。

ふいに記憶の断片が蘇ったアリスは、思いがけないものを見つける。それは。

タイムカプセルに入れていた思い出の品。

やはり、掘り出していたのは彼女だった。

アリスは皓一の手紙を読んだ。

「10年後、僕らはどうなっているのかな」

「告白したかな、初めて会った時からキミのことが好きだったって」

「君は蕾蕾と姉ちゃんのことを見ていた。だが、オレは君のことを見ていた。君はいつも周りの人たちのことを考えてばかりいるけど、一体いつになったらオレに振り向いてくれるんだろう?」

「もしオレに振り向いてくれなかったとしたら、オレは太陽神・アポロンのことが大好きなあの普通の人になって、毎日通り過ぎていく君のことをながめているよ。ひまわりになってしまうまで、永遠に」
「君を見守る。永遠に変わらない」

そんな彼の手紙を読みながら微笑むアリスを前に、彼女の手帳の最後のページを目にした瞬間、皓一は凍りついた。

そこには、こう書かれてあったから。

「ひまわりなんてウソだ。永遠なんて全部ウソだ。あんたは私を守ってなんかくれない。私だって忘れられはしない」

凍りついている彼に、手紙を読み終えたアリスが近づき、こう尋ねた。

「一目見た時から私のことが好きだったって、ほんと?」

176うれしそうに皓一にハグしてきた彼女を受け止めながら、彼は後ろ手にその最後のページを引きちぎった。

翌日、そのちぎったページを持って瀚明を訪ねる皓一。

「なんだ?」
「タイムカプセルに入れていた手帳を取り出した後、アリスが書き加えたものだ」

「おれが守れないってどういうことだ?彼女が忘れられないって一体なんだ?」
「・・・いつもあんなにクールを装っていながら、君がいまだにこいつらとの関係を気にかけているなんて思ってもみなかったよ・・・」

「わかった、じゃあ教えてやるよ。アリスは白舒蕾との関係のせいでいじめにあったことは知っているよな。あの年の公民訓練で、おれは自分がピーターだと名乗りをあげ全校の笑いものになった。陳起泰は白舒蕾との恋愛がダメになったから、オレをそのはけ口にしたのさ」

「オレはそんなもの平気だった。第一、慣れてるしな」

「アリスはオレを助けたせいで陳起泰と取り巻きの女たちの攻撃対象にされたんだ。教科書を隠され、弁当をひっくり返され、ひどいときには運動服をゴミ捨て場に捨てられた・・・・。やつらは思いつく限りの方法で彼女が精神的におかしくなるまでいじめたんだ」

見かねた瀚明が自分のせいだから三人に真実を説明すると言ったが、アリスが自分で話すと・・・・その最後の希望の日が、”あの日”だった。

「だがおまえらは誰一人来なかった」

あろうことか、その帰り道、彼女は陳起泰たちにさらにいじめを受けた。

「裏切り、いじめ、孤立・・・・。すべては彼女が善良で熱いハートを持っていたからだ!だから彼女は冷たさで自分を守ることを学んだんだ。あのころのオレは役立たずで・・・だから彼女をそんな目に合わせてしまった。その後オレは自分にこう言い聞かせてきたんだ。今後、どんなことがあっても全力で彼女を守る!ってな。アリスが記憶さえ失っていなければ、彼女とお前が付き合うなんて絶対に阻止したさ!おまえらはみんな、彼女を傷つけるだけなんだからな!」

そこへ入ってきた蕾蕾に怒りのまなざしを送って出て行った皓一は、俊雄に陳起泰の現在の居場所を調べさせ、そこへ向かった。

陳起泰に突然殴りかかる皓一。

「アリスをいじめたな!」
「・・・・そんな昔のこと・・・・」
「昔のことだから忘れたか?」

「お前は忘れて素知らぬ顔で過ごせても、いじめられた方は13年、前に進めないでいるんだよ!」

「ボス!やめてください!警察が来ます!」

俊雄に止められてようやく殴るのをやめた皓一は、これまでのアリスとの会話を思い出していた。

「あんたを覚えていたとしても、なんの意味もない」

「手作りプリンの賞味期限はたったの3日・・・・謝罪の賞味期限は13年も長くないわ。あんたの謝罪は私にとって、もうとっくに期限切れなのよ」

その後ストリートバスケに乱入してけがをしたまま家に戻った皓一。

「どうしたの?」

「あんた、反抗期まだ終わってないんじゃない?なんでケンカするのよ!」

そういう姉の手をふりほどく皓一。

「ちょっと、なんて態度なの?私はあんたのお姉ちゃんなのよ?関心持って悪い?」
「オレのことなんだからほっといてくれ!」

そういうと部屋へこもる皓一。

手当てのために入ってきたアリスは、そのまま彼の横で眠る。

朝、曉芬と「弟、最近変じゃない?」と話していると、アリスのあの手帳が偶然落ちる。

「最後のページ、なんかちぎれてるみたい・・・・」

175なんと書いてあったかを調べようと、ペン跡を鉛筆でこすると、あのアリスの言葉が浮かんできた。

「ひまわり・・・?」

すると記憶が蘇って来て頭が痛くなるアリス。

その後出社して瀚明に断片的に思い出す記憶の中の自分のことを聞いているうち、再び激しい頭痛に襲われ、彼に付き添われて帰宅する。

アリスに付き添う瀚明の姿にどこか違和感を覚える曉芬。

「私の考えすぎかな・・・・」

そんなアリスの携帯が鳴る。相手は皓一。
曉芬はアリスのふりをして皓一を呼び出し、問い詰める。

「今朝、あんた、わざとアリスの手帳を私にみせようとしたんでしょ。どうして?私に反省させたくてなの?」

「あの手帳は突然現れた。どこか変だと思わないか?」
「なにがよ」
「あの手帳は、アリスがタイムカプセルの中に入れて埋めた、彼女の宝物だ」

曉芬もはっとする。

「10年後の約束をみんなが忘れてしまっても仕方がないさ」

そこで彼は、当時孤立したアリスがいじめられていた事実を話す。

「友達に助けを求めたくても、みんな無視した。だから彼女はあんなに冷たく変わってしまったんだ。誰も信じようとしない」
「違う・・・私と蕾蕾は・・・・ほんの一時無視しただけで、ずっと一人ぼっちにするつもりはなかったのよ。それにあの子もなんの言い訳もしなかった・・・・私は彼女の方が先に私たちを無視しているんだと思っていたくらいよ。もっと言えば、いじめていたのは陳起泰でしょ?なんで私たちの方を責めるのよ!」
「それでもおれたちは友達だろ?!」
「でも・・・蕾蕾が・・・」
「蕾蕾って・・・・蕾蕾は蕾蕾。姉ちゃんは姉ちゃんだろ?一度でも自分で決められないのかよ。自分で責任とれよ。・・・・いいさ。よく考えろよ」

翌朝。

蕾蕾の出勤を待ち伏せした曉芬は、彼女とケンカになる。

「あんたの言葉はほんとに人を傷つけるわ」

「私がばかだったわ。人のためにどんなことでもするアリスじゃなくてあんたを選んでしまって」

「もうあんたの邪魔はしないから」

一方、皓一に会わせたい人がいると呼び出されたアリス。

「一体誰と会うの?」
「本当ならオレも瀚明と同じで、できることなら一生会わせたくないやつだ。だが、オレはやつとは立場が違う。やつは君に寄り添って生きてきた人間。だから君の傷口を包み込んでしまう方を選んだ。君に見せないようにね。でも、オレは君に謝らなければならない人間・・・だから、君の傷口を開けなきゃならない」
「私に謝るなんて・・・・・」
「全部聞いてから、オレに落ち度があったかどうかを決めてほしい」

”神に祈るよ・・・・君が傷口を受け止め、その傷を本当に治してくれたうえで再びオレに向き合ってくれることを”

そこへ現れたのは陳起泰。

怖がるアリスに「大丈夫、ずっとそばにいるから」と声をかける皓一。

そんな三人の様子を、偶然昼食に外へ出かけた瀚明がみかけ割って入る。

「おれはアリスに真実を全部知らせたいんだ」
「真実を知る必要はない!」
「彼女には真実を知る権利がある!」
「真相?お前はあのころ、彼女がどんな思いで過ごしてきたか知ってるのか?どんどん彼女が冷たく変わって行くのを目にして、おれがどんな気持ちだったかを知っているのか?目にしていても近づくこともできないでいたおれがどんな気持ちだったかわかるのか?」
「だからオレは昔のアリスを取り戻したいんだよ!彼女はもう二度とこんな生活を送っちゃいけないんだ!」
「もう忘れてるんだ!なにを考えてる?」
「忘れてるのはいいことじゃない。忘れているのはなにもなかったということじゃないんだ!」

殴り合っている二人を見ているアリスに、すべての記憶が蘇ってきた。

全部思い出した。

そして。

消えた。

ということで。

もう、一体どうなってしまうのかー。

« 終極一班4 | トップページ | マーフィーの愛の法則:アジドラ放送決定 »

台湾ドラマ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 終極一班4 | トップページ | マーフィーの愛の法則:アジドラ放送決定 »