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2016年10月31日 (月)

今週のマーフィー

ああ・・・号泣。

やっぱり号泣。

現地放送時、このころには毎週予告映像を巡って大論争が巻き起こっていたのも懐かしい。
みんなで「家尉、頑張って!!」「手を放さないで!!」って祈ってたもん。

今週のマーフィー。

紀ママが去って呆然とする家尉と、彼を心配する曉彤のシーンから。

彼女の以前の言動から、母が去ることも、その理由も知っているはずの曉彤が何を隠しているのかと問い詰める家尉。

でも。

言えるはずなんかない。
あなたの両親は夫婦なんかじゃなかった、あなたは浮気の末産まれたただの私生児なのよ、なんて。

母は、ただ本当の夫のもと・・・・帰るべき本来の家庭に戻っただけ。かつても今も。

そんな母が去った本当の理由を知るということは、彼が今まで隠されてきた自分の出生の秘密を知るということ。

そしてそれは、美しい母との思い出がズタズタになるだけでは済まされない。
癒しきれない新たな傷を生むことになる。

誠実でいることの約束を守れば家尉をさらに傷つけることになり。
話さなければ誠実でいようという約束を破ることになる。

曉彤は苦しかった。

家尉に責められて、このことだけは話した。

「おば様はある理由のために台湾へ戻ってきたの。その理由とは・・・・お金よ」
「・・・・金のため?」
「ええ」

「僕は息子だ。話してくれれば援助したさ!」
「それはわかってる」
「じゃあなぜ?・・・・わからないよ。僕になんの相談もせず----帰るなんて」
「あなたは少しも気にならないの?傷つけられたのよ?」
「僕はただ・・・・母の助けになりたかった」

ただ純真に母親のことを信じている家尉を見ていると、その気持ちを踏みにじった彼女のことが許せなくなった。

「あの人はあなたを大切にせずに傷つけてばかりだわ」

思わず曉彤は彼女を非難してしまった。

「君にはわからない。・・・・・あんな人でも僕の母親なんだ。悪いと決めつけるな」

235う何も言うまい。
曉彤は帰ろうとしたがなにか思い出して立ち止まり、母から突き返された彼の思いが詰まったブローチを家尉に差し出した。

そこには曉彤の抗議の気持ちが込められていた。

”あなたの思いが詰まったこのブローチさえ置いて行くような人なのよ!?”

215それを彼が受け取ると、曉彤は何も言わず、振り返りもせずに去って行った。

家に帰った曉彤は、電気の消えた暗いリビングで一人泣いていた。

218
母がびっくりして声をかけると、彼女は母にしがみついて泣き出した。

「ママ。私がつらいときにはママがいるけど、じゃあ家尉がつらいときにはどうすればいいの?」

4一方同じく家に戻った家尉はイライラしていた。

今日の自分の曉彤への態度を思い出して、自分自身に腹が立っていたのだ。

彼女からメールも電話もない。
待ちきれなくてメールをしようとしたが、”君にはわからない””悪いと決めつけるな!”などと自分のために奔走し、気遣ってくれた彼女にそんなひどい言葉を浴びせた自分が許せなかった。

今、自分にとって一番大切なのは、幼いころ自分を捨てて出て行った母ではなく曉彤なのに・・・・!

3謝りたいのに言葉がみつからず、腹立ちまぎれに携帯を投げつけるとワインの瓶に当たり、割れてどくどくと真っ赤なワインがこぼれだした。
まるで家尉の心の中からあふれるように。

別の日。

家尉は芝羽とカフェにいた。

母が去った理由を、芝羽も教えてはくれなかった。

サプライズのつもりだったのに返って悪いことをした、と嘆く芝羽に。

「君は悪くない。きっと・・・・・誰のせいでもない。僕が甘すぎたんだ。昔には戻れないのに・・・。もう忘れるべきなんだろう。”さよなら”の一言すら告げようとしない人だ。もし僕が最初から拒否してれば何も起こらなかった」

芝羽もかける言葉がなかった。

さらに別の日。

226家尉はポロに正装させて、曉彤の会社を訪ねる。

「ハイ」
「ハイ」

ぎこちない二人。

「えっと・・・ポロが会いに」
「ポロが?」

「ポロ。今日はどうしておめかししてるの?」
「それは・・・・重要な任務があるからさ」
「?」
「僕を謝罪させることだ」

その後、二人は昼食を取りながら話を続けた。

「母の件ではほんとにすまない。明らかに僕の問題なのに君を巻き込んでしまって・・・」

「もう母のことはどうでもいいんだ」
「ほんとにそう思うの?」
「これ以上僕に何ができる?」

そして自分の周囲の人たちは何か知っているはずなのに自分には話してくれない、と話し、視線を曉彤に向けた。

目をそらす曉彤。

「いいんだ、気にしないで。聞いてみただけだから」

「忘れていたよ。母は昔、僕と父を捨てて家を出た。今回も同じことをしただけさ。ハッピーエンドじゃない物語も時にはあるだろ?」

「たとえおば様があなたをがっかりさせたとしても、間違ってるのはあなたのほうじゃない。おば様を簡単に許したと悩むより、彼女を信じた自分を褒めるべきよ」
「そうだね。そばにいてくれる人をこれからも信じることにするよ」

軽く微笑んだが、曉彤の心にあるモヤモヤとしたものが晴れたわけではなかった。

その証拠に、夜家に来ないか、と言う家尉の誘いを仕事を理由に断ってしまった。

謝罪はできたし会うこともできた。
けれど、彼女との間に見えない壁ができていることに不安を覚える家尉。

仕事に没頭することで家尉と距離を置きたい曉彤は、次のイベントにのめりこんでいく。

会えない、話せない家尉は、逆にできた距離をなんとか埋めようと禁じ手を使ってしまう。

大型イベントの前日。

子諺と現地で打ち合わせを終えた曉彤は不安で一杯。そんな彼女に、「絶対成功するよ」と励ましの言葉をかける子諺。

220「ありがとう。実は誰かの励ましの言葉が欲しかったの」
「何かあった?」
「特にないけど、しばらく仕事に打ち込めずにいたから達成感を求めていたのかも」
「ずっと人のことばかり気にしていたからだろ?」
「う~ん・・・・そうかもね」

そして彼は、自分は用事でイベントに参加しないから、彼女自身の力で成功させればもっと自分のことを誇りに思えるはず、と彼女を励ます。

家尉の一件で、実は曉彤は自信を失っていた。だから今回のイベントを成功させることで、自分にも人のために何かできる力があることを証明したかった。自分を取り戻したかったのだ。

クタクタになって帰ってきた曉彤に母が尋ねた。

「家尉とはどうなってるの?」
「私にもわからない」

「知るべきじゃなかった秘密がナイフみたいに私と彼とを遠ざけてる。刃先を彼に向けると彼が傷つき、私に向けると私自身が傷つくの。どうすればいいか考えても答えが出ない」
「あなたはもう大人。正しい判断ができるはず。ママはあなたがどんな答えをだしても応援するからね」

当日。

準備は万端。チケットも完売してるはずなのに、客が一人もやって来ない。

221いぶかっていると離婚後事務所の面々が。

オークションにかけられていたイベントのチケットは、他の客が落札したものも含め、実はすべて家尉が買い占めてしまっていたのだ。
それはすべて曉彤のため。
彼女との間にできてしまった溝をなんとか埋めようと、彼なりに彼女を喜ばそうとやってしまった禁じ手だった。

228家尉は特別席に彼女をいざない、二人だけのディナーを取ろうとした。

以前の彼女なら喜んだかもしれない。けれど・・・・少しもうれしくなかった。

彼は打ち上げ花火まで用意していた。

「知ってるか。前にも一緒に花火を見たんだよ」

怪訝な顔をする曉彤。すると家尉はポケットから空の指輪のケースを取り出した。

「そこに収まる指輪はずっと君が持ってる」

思い出した。1年前のあの日、なぜか置いてあった指輪のことを。
そして夜空に花火が上がっていたことを。

「1年前に拾った指輪はあなたのものだったの?」
「うん。あの指輪はとっくに知ってたんだね、自分の行き先を。・・・・關曉彤。よくぞ拾ってくれた」
「つまり・・・1年前のあの日・・・・」
「僕らは出会ってた」

225そう言って幸せそうに花火をみつめる家尉。

しかし曉彤は逆のことを考えていた。

「結局私はずっと立ち止まったままだったのね・・・・前にも進まず・・・・」

イベントが終わり帰ろうとする二人。雨が降りそうだから車を回す・・・という家尉を押しとどめて曉彤はこう言った。

「言ったでしょ、一人で帰れるわ」
「どうした?」

家尉はすっかり仲直りできたつもりでいた。

230「あなたのやりかた、はっきり言って好きじゃないの」

彼女の口から出た言葉に驚く家尉。

「何のことだ?」
「今日のイベントために何日もかけて準備したの。何度も企画書を書き直したり、毎日徹夜で打ち合わせをした。すべては会員の幸せを願ってのことよ」
「僕だってわかってるさ!君が頑張ったってことは」
「なのにあなたはチケットを買い占めた。私たちの努力が無意味だと言わんばかりに・・・・」
「チャリティー目的の企画だろ?誰が買ったって同じじゃないか!僕がまとめて買えば一気に目標利益は達成できる。そしてなにより君に休んで欲しかったんだ」
「当たり前のように私たちの努力を買い占めて・・・・仕事を否定された気分よ。自分の努力の成果を見ることもできない」
「なんでそう考える?そんなつもりじゃ・・・」
「それはわかってる。でも今日思ったの。あなたは私を理解していない」
「・・・というと?」
「あなたはいつも私を守ろうとしてくれる。でもあなたがしてくれたことは・・・・私は少しも望んでない」
「じゃあ・・・そう言えばいいじゃないか!」
「だから今正直に言ってるんじゃない。私はずっとあなたに合わせてきた。でも最近になってふと気づいたの。・・・・私は楽しめなくなってる。二人の距離は広がる一方だって」
「・・・・・二人の距離って?問題があるならはっきり言えばいい。一緒に解決するさ」

わかってないと言わんばかりに首を振って背を向ける曉彤。

231「一体どうしたんだ。傷つけて悪かったよ。良かれと思ってやったことだが、そんなに不快だったか?曉彤。僕にどうしろと言うんだ?」

すると振り返って彼女はこう言い放った。

「私たちは別の世界の人間だってことよ」
「違う。君が僕に対して正直じゃないってことだ」

「僕が気がつかないとでも?君を追い詰めたくなくて-----あえて聞かなかったんだ。僕だって気を使っているんだ。どうして伝わらないんだ?」

「いつもそうだ。胸の内を明かさない。まるで僕が取るに足りない存在みたいに・・・・」

「距離を縮めようとしても君は僕を寄せ付けない」

「私たちはお互い遠慮し合っていたのね」
「そういう意味じゃなくて・・・僕を信じてほしいんだ」

すると雨が。

曉彤を雨から守ろうとする家尉だったが、彼女はそれを受けなかった。

「さっきの花火を見て1年前の自分を思い出したの。私はあの頃からなにも成長していない。人生のことも恋愛のことも。よくわからないまま1年たってもまた同じ過ちを繰り返してる」
「過ちって?」
「好きな人ができると夢中になりすぎるの。そして最後は相手のことが私のすべてになって自分を見失ってしまう。愛してるから・・・・どうしたってあなたに合わせてしまう。振り回されてしまうの。あなたといると心に余裕が持てなくて・・・・」

8なにか言いかけた曉彤の唇をキスでふさぐ家尉。

彼にも彼女の言いたいことは理解できた。

「曉彤・・・・。君を愛している。僕にできることは・・・・?」

7「私たち・・・・別れましょ」

そういうと、去って行く曉彤。
家尉は一歩も動けずにいた。

231_2びしょぬれで家に戻った曉彤は、泣きながら母親に家尉と別れたことを告げる。

翌日、曉彤は会社に辞表を提出。

社長は許さなかったが、間に入った子諺がとりもってくれた。

一方離婚事務所は会議中。
少強の携帯に欣欣から二人が別れて曉彤が辞職したという知らせが入り、みんなが慌てる。

家尉の携帯にも、驚いたことに「話がある」という曉彤からのメールが入って、彼は急いで出かけていく。

232指定された場所は、あの”肩ドン”の公園。

階段に腰を下ろすと、彼女は家尉の腕に手を回し、肩に頭をのせてきた。

「前はここで私があなたに肩を貸したでしょ?今日はあなたが私に肩を貸してね」

そして彼女は、なぜ彼女のブログに胸の内を打ち明けてきたのかと尋ねた。

「それは・・・君になら安心して話せる気がしたからさ」

「じゃあ私を100パーセント信じてる?」
「もちろん」

すると彼女は手をほどいて体をおこした。

「じゃあ・・・・紀家尉と關曉彤の恋愛問題についても私のアドバイスを信じるのね?」

「この数日、冷静によく考えてみたの。そして気づいたの。私たちの間にある問題は一度も解決したことがないって。いつもそうだった。芝羽のこともおば様のことも・・・・問題に直面するとあなたはいつも一人で傷の痛みに耐えてたわ。私はどれほど不安を感じていても、あなたの顔を見ると何も聞けなくなる」

「あなたは私を傷つけたと気づくとすぐ償ってくれる。私はそれに感動して、何も言わずに許してしまう」

「私たちはそんなことを繰り返してきた。あなたは心の中に多くの傷を抱えている。いつも不安なの。あなたの傷が増えやしないかと・・・。そればかり気にかけてる」

「そうやって過ごすうちにわかったの。あなたにとって必要なのは恋愛ドクターであって關曉彤じゃないって」

219「私の分析の結果は・・・・私たちがこのまま付き合っていたらさらに多くの問題に直面する。簡潔に言うと、私は・・・・これ以上前に進めないの」
「・・・・言ったはずだ。この手は離さないって」

しかし彼女はその手をふりほどき、立ち上がって泣きながらこう言った。

「紀家尉。私のマーフィー体質があなたと出会わせてくれた。たとえ私たちが一緒に歩んでいけなくてもあなたと過ごした今までの時間は本当に楽しかった。幸せだったわ。私はとても幸運だった。だから・・・・私たちはここでさよならしましょ」

222去ろうとする彼女を抱き留める家尉。

「何を言ってるんだ?僕が承知するとでも?」

するとその手を取って、彼からもらったあの”一緒に歩いて行こう”のブレスレットを握らせた。

232_2「言ってたじゃない・・・・円満に別れることが大切だって。だから・・・・最後は笑ってよ」

別れた後、大泣き映画館へ向かった曉彤。

出会ったころ、家尉が連れてきてくれたことを思い出す。

別れた今だからこそ、彼のやさしさや気遣いが身に染みる。

227誰かがすすり泣きを始め、その方向へ目を遣った時、曉彤の目に飛び込んできたのは家尉だった。

彼もこの大泣き映画館へ来ていたのだ。

ここへ来る目的は一つ。

大声で泣きたいから。

彼の姿を遠目にみつめながら、曉彤は涙が止まらなかった。

映画が終わっても立ち上がることができない家尉だった。そこへ電話が。

なんと、曉彤からだった。

というところで、チャンチャン。

号泣。

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